カシオ腕時計

カシオの時計といえば、1983年に発売された「G-SHOCK」(ジーショック)腕時計の大ヒットで誰しも知っているブランドになりました。カシオといえば、世界初のパーソナル電卓「カシオミニ」を発売して、後継シリーズも合わせて累計1000万台以上の爆発的ヒットをさせ電卓メーカーとイメージでした。今までの技術を結集して耐ショック腕時計の「G-SHOCK」の大ヒットにことによりカメラ、携帯など家電品からIT分野に幅広く展開する。このG-SHOCKは今までも常識を破り高さ10メートルの高さから落としても壊れないということが評判になり大ブームを起こしました。
創業者の樫尾氏の名前からカシオ計算機と会社名になりましたが、ローマ字で書けば「KASIO」なるところを「CASIO」と表記します。これは創業者の樫尾氏が世界で親しめる企業を目指していたので「CASIO」と表記にしたのは有名な話です。

G-SHOCKが爆発的人気に

カシオから「G-SHOCK」が発売された時には衝撃がありましたね。今までの時計じゃ考えられない謳い文句が「ビルの上から落としても壊れない時計」というのが当時話題になりました。本当に壊れないの? と当時雑誌やテレビに取り上げられました。発売当初は話題性だけ売れなかったのですが、海外で評価を受けると、日本でも爆発的に人気の腕時計となりました。最初は耐衝撃性が優れている時計として実用性を重んじる人が購入していました。やがてファッションとしての時計として人気がでてきてG-SHOCKのデザインが再評価されるようになりました。その後、女性向けのGショックともいえる「Baby-G」シリーズが誕生してバリエーション豊富になりました。
2000年に発売された腕時計型デジタルカメラ“リストカメラ WQV−1も時計業界に一石を投じましたね!!。映画のスパイ映画などで腕時計型カメラがよく登場しますが、実際に腕時計型カメラを発売したというのはカシオの企画力と技術の高さならではのことでしよう。

カシオの歴史

1946(昭和21)年 4月 東京都三鷹市に樫尾製作所を創業
1954(昭和29)年 12月 小型純電気式計算機(リレー式)試作1号機完成
1957(昭和32)年 6月 世界初の小型純電気計算機「カシオ14-A」商品化、カシオ計算機(株)を設立
1972(昭和47)年 8月 世界初のパーソナル電卓「カシオミニ」発売
1983(昭和58)年 4月 耐ショック腕時計「Gショック」1号機(DW-5000C)発売
1984(昭和59)年 1月 電話番号を記憶できるデータバンク腕時計発売
1994(平成6)年 12月 女性用耐ショック腕時計「Baby-G」発売
1996(平成8)年 6月 電波時計「DQD-10」発売 。電波時計は、標準時刻情報をのせた長波標準電波を受信することで、常に正しい時刻を表示する時計。
2007(平成19)年 1月 「ワンセグ」対応携帯電話「W51CA」をKDDIへ納入開始

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